加齢臭に対する娘の反応

人間は必ず年をとるし、年をとれば今はやりの加齢臭が発散する。この加齢臭には人生のすべてが凝縮されている。

本人のことだから本人にはわからない。厳しい人生を歩んでいるほど臭いが強いようだ。最初に指摘されたのは妻からだった。

何の臭いかわわからなかったらしいが、変なにおいがすると言い出したことから始まった。当時はまだ加齢臭というのが広く世間に出回っていなかったので毎日風呂に入っていても体を良く洗っていないのではないかと疑われた。

指摘されてからいつもに増して洗うようにしたが一向に臭いが収まらないようだった。娘にも気づかれるようになった。

そのころから年齢によるものだということが判り、娘は母親に自分の洗濯物は父親のと一緒に洗わないようにしてほしいということになっていった。

それからは風呂に入っては香りの良いボディーシャンプーを大量に使ったり、外出する時は今までつけたことの無い香水を振りかけたりしている。しかしながら、あまり効果は無いようだ。